中学のPTA総会にはじめて参加しました。
役員なので、これもおつとめだなあ、と半休とって行って来たのですが。
広い体育館に、ずらりと並べられたパイプ椅子、ほとんど空。
開会宣言の時に読み上げられたのは「委任状284通、出席28名、計312名で、本総会は成立します」という数字。

始まってみれば、総会の議事はプリントされた行事の報告と会計と監査報告をそれぞれの役員が読み上げるだけ。
議長が「承認される方は拍手をお願いします」といい、パチパチと満場(28名)の拍手で可決。
形骸化のキワミです。

たったこれだけのために十数名の役員はそれぞれ仕事を休んで、仕事着をスーツに着替えて集まったわけで
先生方は(たぶん生徒も手伝って)寒い体育館に誰も座らないパイプ椅子を300もならべ、大きなヒーターを焚いて会場準備したわけです。
バカらしくないですか?
全体の2/3以上の委任状が集まるなら、PTA総会を(たった28名を呼んで)開く必要なんかないです。
役員だけで報告会して、承認してくださいね、とプリント配ればいいことです。
経費の節減にもなるし、役員さんの負担も減るでしょうに。